回跨ぎ 続投の功罪

おはようございます。 ヤクルトけんちゃんです。

今日はヤクルト対巨人戦神宮球場です。
ヤクルト原樹里、巨人は山口の両好調投手が先発予定です。
いかに巨人山口投手を打ち崩せるかが、鍵になります。

さて今日のお題は回跨ぎの続投に関してです。
回跨ぎの続投は下記の場合に生まれます。
⓵先発投手が早い回で崩れた場合
⓶投げていた投手が回の途中で崩れたり、
右対左のように投げていた投手が次の打者に相性が悪いため回の途中で
交代、そのまま次の回も続投させるケース。
⓷延長戦になったり、同点で延長入りが濃厚になり、投手の駒数が足りなくなった場合。

それでは今期の回跨ぎをチェックしてみましょう。
ヤクルトの全回跨ぎとその対戦相手の失敗例をピックアップしてみました。

4月3日DeNA戦
マクガフ 1 2/3回 0失点
大下 2回 0失点
4月4日DeNA戦
ハフ 1 2/3回 0失点
大下 1 1/3回 1失点
4月5日中日戦
ハフ 1 1/3回 1失点   又吉 1 2/3回 3失点
4月9日広島戦
藤井 2回 3失点
4月10日広島戦
中崎 1 1/3回 5失点
4月11日広島戦
マクガフ 1 1/3回 0失点
4月12日巨人戦
大下 2回 0失点
4月13日巨人戦
マクガフ 1 2/3回 1失点
4月14日巨人戦
ハフ 2回 0失点   宮国 2回 3失点
4月16日阪神戦
岩崎 2回 1失点
尾仲 2回 1失点
4月18日阪神戦
中澤 1 2/3回 4失点
風張 3回 3失点
4月21日中日戦
中尾 2回 0失点
ハフ 2回 1失点

上記中、ヤクルトの対戦相手の回跨ぎは失点があったケースのみ記しました。
4月10日広島戦中崎はあの1イニング12点の時です。
0失点はもちろん回跨ぎ成功のケースです。
失点の場合は、基本初回を抑えて続投させ、失点するという回跨ぎ失敗のケースです。
唯一、4月16日阪神の尾仲は6回までにヤクルトに8-3と大きくリードされていたため、
7回に尾仲は1点を奪われましたが、8回も続投させられました。
4月18日阪神戦は先発大下が3回途中で6失点と崩れたため、
敗戦処理的に出た中澤も打たれ、風張は本当の敗戦処理になってしまいました。
中澤・風張がぴしっと抑えれば、その後の展開は変わっていたかもしれません。

こうして見ると、回跨ぎは大下・ハフ・マクガフに集中しています。
先発も可能な比較的スタミナのある投手たちです。
失点したからと言って回跨ぎ失敗とは必ずしも言えないのですが、(大量リードの場合)
機械的に失点を回跨ぎ失敗と考えると、
マクガフ 2成功1失敗 (現在11試合5HP)
大下 2成功1失敗 (8試合1先発1HP)
ハフ 2成功2失敗 (8試合5HP)
上記3投手以外は、中澤・風張・中尾のケースだけです。(1成功2失敗)
負けている試合の中継ぎで抑えてもホールドポイントがつかないので、
一概に比較はできませんが、回跨ぎは相手に追加点を許す可能性の高い危険な作戦と
言わざるを得ません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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